2013/2 許す許さぬは 外への視点 視点を内に転ずれば 私も許されている

 

2013年2月の言葉

2013年2月の言葉

2013年2月のことば

許す許さぬは 外への視点
視点を内に転ずれば
私も許されている


・・妙好人と呼ばれた因幡の源左は、かつて宗教家・西田天香氏を招いて開かれた地元の講演会に間に合わず、話を聞きそびれた。宿でせめて肩でも揉ませてほしいと頼み込み、気の毒に思った天香氏も快諾したという。
・・氏は親しく源左を招き入れ、その日の講演の内容を語って聞かせた。「お爺さん、年が寄ると気が短くなって腹が立ちやすくなる。しかし何でも堪忍してこらえて暮らしなされや」ところが源左はそれを聞いて「おらはまだ、人さんに堪忍してあげたことはござんせんや、人さんに堪忍してもらってばかりでおりますだいな」と言い、天香氏をいたく感動させた。
・・自己中心的な価値観に生きている現代人にはわかりにくい話かもしれない。そもそも許すとか許さないとかの基点がどこにあるかを考えてみたい。とかく「常識では」「世の中では」「一般的には」と、もっともらしい理由を付け、その実は自分の思いを外向けに、正当化しているだけの私たちの姿が見えてはこないか。
・・他人を訴え裁くことしか知らぬ私達は、逆の視点を仏法から学ばねばならない。「許す」どころか「許されどおし」の私が見える。申し訳ない、すまぬと。天香氏は源左の言葉に強く共感した。思想や信条を越えた真実の地平がここにある。
 ※西田天香…長浜出身で京都在住の宗教家で社会事業家。宗教団体『一燈園』創始者。

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2017年7月のことば

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