2013/3 逆境を生きぬく人は尊い だが 順境に酔わない人もまた有難い
2013年3月の言葉

2013年3月の言葉

2013年3月のことば

逆境を生きぬく人は尊い。
だが、順境に酔わない人もまた有難い


・・「あの日」がまた巡ってきた。3・11と記号の如く呼ばれるあの日が。各地で追弔の法要や行事が執り行われたが、被災地の知人から届く声は、依然険しい復興への道程。さて、報道はそんな被災地のありさまを果たして正確に伝えているのだろうかとすら思う。
・・そんな中、逆境に生きる被災地からは「忘れないで欲しい」とメッセージが届く。人間とは「忘れる」生き物である。無論それも必要な能力である。時に忘れる事で人は苦しみや悲しみから逃れられ、あるいは喜びを繰り返すことが出来る。だが今私たちには、その人間の本能に反することを願われている。
・・それは「忘れられていない」ことこそが人間にとってこの上なく強い支えとなるからだ。人は孤独では生きられない。絆の字義には束縛の意もあるというが、たとえ自らを縛りつける繋がりであったとしても、絆を感じていたいものなのだ。
・・またこれは同時に、他者のどんな悲しみや苦しみにも目を閉じることが出来てしまう人間への警鐘でもある。
・・今が幸せかどうかとは、あとでそれと気づくもの。結局私たちが埋没しがちな忘却の日常からは、今が順境であることに気づくことが「有ること難し」なのだと知らされる。今に酔いしれず、今ある有り難さを忘れずにありたいものだ。

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