2015/1 道光明朗超絶せり 〜親鸞聖人御和讃より〜

2015年1月のことば年のはじめ、いつものことだが「今年こそ」と我がゆく道を思い、目標を立てる人は多いと思う。
目標とはそもそも自分が居る位置と向かう方向がはっきりしてこそ成り立つ。どこに立ちどちらに向かうか。それが目標である。
しかし人生全体を見渡してみればどうだろう。よくよく省みれば、生まれた日も、名前も、そして家族も、どれも自分で選んできたわけではない。授かり物である。またこの先、死にゆく日も、場所も、その縁とて、知り得ようがない。つまり、私たちは常にどこに立っているか、どこに行くのか知らないまま今を生きている。日々、年々、細かな目標は立てられても、人生を貫く目線がない。要するに娑婆に立ち、娑婆にあるものを利用していても、ほんとうの意味で私たちは心底明るくはなり得ないということである。
親鸞聖人が曇鸞大師よりいただかれた言葉「道光明朗」すなわち明るく光り輝く道とは、人生の方向が明らかとなる仏道である。「朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり」とは孔子の言葉であるが、どちらに向かい、どちらに歩み出すかがはっきりすれば、もう後はたとえその日のうちに命を終えることがあっても恐くないという。逆から言えば、私たちはそれほどまでに行く道を知らない。
さて、私を迷わす事物に惑わされず、正しい道、正しい方向に一歩を踏み出せるかどうか。そもそも、正しいとは何か。一年の計はそこにある。/end

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2017年7月のことば

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