2016/4 深い水ほど波立たない 浅い水ほど波が立つ 人の心も それと同じだ
2016年4月のことば

2016年4月のことば

昔から「腹の立ちやすい人」というのはどこにでもいた。失礼を承知で言い切ってしまえば、つまりは「目先の情報にのみつい意識がとらわれてしまい、その情報が持つ背景を汲み取る事が苦手な人」ということではないか。

かくいう自分も省みれば気の短い部類だなぁと今さらながら思う。幾つになっても上手くコントロールできない。ただ最近、かつてある人から教えられた方法で、ほんの少しだけ乗り越えられるようにもなってきた。それは「深呼吸をする」ということである。深呼吸すれば、確かに不思議と気持ちがすっと楽になる。

そういえばお釈迦さまも「安般守意(アナパーナ・サチ/ānāpāna sati )」といって深呼吸の大切さを説いておられる。人間は「怒責」といって腹が立っているとき呼吸が浅くなっているらしく、だから脳に新鮮な血液が行き渡ることはとても重要なのだ。浅い呼吸が深くなることで、日ごろ浅くて波立ちやすい心が深まり、少々のことでは波立ちにくくなるのかもしれない。

情報がわんさとあふれている時代である。ネットに限らず、目先の単純な情報に踊らされぬよう、しっかり深呼吸をしてゆきたい。阿弥陀さまから「大丈夫か」と案じていただいている眼差しを忘れないためにも。

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2017年7月のことば

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