2011/8 ほんとうの力は 力みをぬく力である

2011年8月の言葉

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2011年8月のことば

ほんとうの力(ちから)は 力(りき)みをぬく力(ちから)である

テレビの特集で、老後の設計は大丈夫だと胸を張る独居老人を見た。他人の世話にはなりたくないのだというが、現代人の孤独と苦しみはそこにあるのかもしれない。
「我」という理想像が強すぎるあまり、他人に甘えることを拒絶する。自ら力むことで、ぎくしゃくし、孤独と苦しみを生んでいるということに気づけない私たち。「人と仲良くするには弱みを見せることだ」とかつて師にいわれたことがあるが、現代人は真逆で、人に対して弱みはみせたくないという「強さ」にしがみつく。それは果たして本当の強さだろうか。
このたびの原発事故で「想定」という言葉はどんなに空虚だったかを知ったはずだが、相変わらず自分の「想定」には余念がない現代人。かつて高光大船は『説明と談義と『ねばならぬ』で生き』る私たちの姿を悲しんだ。仏法では蚕が自らはきだした絹で自分の殻に閉じこもる姿を「蚕絹自縛(さんけんじばく)」という。
力みを抜き、強さも弱さもあるがままに生きるということがほんとうの力である。自らを縛ってはいないか。

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