2011/9 人の世の 小さきはからい 秋の風

2011年9月の言葉

2011年9月の言葉

2011年9月のことば

人の世の 小さき はからい 秋の風

はからいとは、「計らい」と書く。はっきり言えば計算である。『人のはからい』と言えば、それはつまり、人間にとって都合の良くなる行動のための計算、ということか。
ただ「人間」と書くとどうも主語がぼやけているようだ。人間とはほかならぬ私自身ではないか。ひとごとではない。すべて『私のはからい』である。見渡せば、人間一人ひとりが「私」をもち、私の都合のために計算している。それを皆がやれば「人の世」という表現になる。
さて、自然とは「自ずから然らしむ」という。自然の脅威というが、自然はただそこにあり、縁が来れば起こり、縁が来なければ起こらない。善も悪もなく、ただ縁によって起こる。
そこに善悪すなわち都合の善し悪しをつけているのは誰なのか。ちいさな人間のちいさなはからいが、大きな自然の法則の前に問われている。
そろそろ秋の訪れである。夏も秋も、人間の計らいでは用意できない。合掌。

↑過去倉庫2011へ戻る


2017年7月のことば

2017年7月のことば

合掌して
ごはんをいただけない人は
不幸な人だ

ランダムピックアップ

  1. 2011年10月のことば

    2011.10.1

    仏法は鉄砲の反対である 高光大船

    [caption id="attachment_2279" align="alignright" w...
  2. 2016年1月のことば

    2016.1.8

    年を取ることはよろこびである

    [caption id="attachment_4050" align="alignright" w...
  3. 2011.7.8

    トップデザイン変えました

    突然ですが、トップデザインを変えました。→前のデザインです。
  4. 2011年5月の言葉

    2011.5.3

    人間は 耳が二つに口一つ 多く聞いて すこし言うため

    [caption id="attachment_1997" align="alignright" w...
  5. 2011年9月の言葉

    2011.9.11

    人の世の 小さきはからい 秋の風

    どうも書くたびに更新が遅くなるばかりでありますが、今月の掲示板、やっと更新しました。