2011年度翫湖堂および、当寺掲示板に貼りだした「今月の言葉」を収めてあります。
2012/3 苦悩を標準装備する者、それを人間という 酒井義一
2012年3月のことば 苦悩を標準装備する者、それを人間という 酒井義一 ・・苦悩は人生のどこにでも転がっている。できれば苦悩に遇いたくないというのが人情である。しかし釈尊が「一切皆苦」とお示しになったよう …
2012/2 子どもは大人になるけど 大人は何になるんですか
2012年2月のことば 子どもは大人になるけど 大人は何になるんですか ・・宮戸道雄先生のお話に出てきた言葉である。 ・・この言葉を聞いた時、自らの半生を省みて「しまった」と思わず感じた。何も私が大それた失 …
2012/1 やり直しのきかぬ人生であるが 見直すことができる 金子大栄
2012年1月のことば やり直しのきかぬ人生であるが 見直すことができる 金子大栄 ・・二〇一二年の幕開けである。 ・・新年にあたり、この一年についてあれこれ思いを巡らすのが年初の常だが、今年は何よりも昨年の震災・原発事 …
2011/12 仏説は仏弟子によって証しされる 安田理深
2011年12月のことば 仏説は 仏弟子によって 証しされる 安田理深 ・・この言葉に出遇ったとき、とても嬉しくなった。 ・・なぜならこの言葉は私たちの仏法に対する姿勢をどこまでも認め、赦してくれる言葉だと思うからである …
2011/11 裏をみせ 表をみせて 散るもみじ 良寛
2011年11月のことば 裏をみせ 表をみせて 散るもみじ 良寛 ・・今月の言葉はかの有名な「良寛さん」の句である。子ども好きでおだやかな良寛さん。その人柄の良さは後世の誰もが認めるところである。だが彼の死因をご存知だろ …
2011/10 仏法は鉄砲の反対である 高光大船
2011年10月のことば 仏法は 鉄砲の反対である 高光大船 ・・「言葉に遇う」ということがある。言葉につかまれ、言葉に感動する。ときにそれまでの人生の方向がかわってしまうほど、言葉が我が身に響くこともある。まさに言葉に …
2011/9 人の世の 小さきはからい 秋の風
2011年9月のことば 人の世の 小さき はからい 秋の風 ・・はからいとは、「計らい」と書く。はっきり言えば計算である。『人のはからい』と言えば、それはつまり、人間にとって都合の良くなる行動のための計算、ということか。 …
2011/8 ほんとうの力は 力みをぬく力である
2011年8月のことば ほんとうの力(ちから)は 力(りき)みをぬく力(ちから)である ・・テレビの特集で、老後の設計は大丈夫だと胸を張る独居老人を見た。他人の世話にはなりたくないのだというが、現代人の孤独と苦しみはそこ …
2011/7 過ちて改めざるこれを過ちという(論語)
2011年7月のことば 過ちて改めざるこれを過ちという(論語) ・・過(あやま)ちを犯さない人はいない。誰もが人生で幾度か過ちを犯す。しかし過ちを過ちとして認め、自らを省みることができれば、それは本当の意味で過ちではない …
2011/6 人間は 偉いものではない 尊いものです
2011年6月のことば 人間は 偉いものではない 尊いものです・ ・・震災から3ヶ月が経つ。未曾有の災害から今、復興への歩みが始まろうとしている。だが依然、新聞では長引く原発事故の経過と、それをめぐる愚かしい政治の駆け引 …
2011/5 人間は 耳が二つに 口一つ 多く聞いて 少し言うため
2011年5月のことば 人間は 耳が二つに 口一つ 多く聞いて すこし言うため ・・日本人は議論が苦手だという。狭い島国に生きる上で、無用な衝突を避けたいという歴史的精神構造がそうさせるのだとか。だが昨今、文化や経済の国 …
2011/4 人間の愚かさは何に対しても答えをもっているということです
2011年4月のことば 人間の愚かさは 何に対しても 答えをもっているということです 宮城 顗(みやぎ しずか) ・・未曾有の震災が列島を襲い、津波が追い打ちをかけた。加えて原発の災厄が日を追って色濃くなる。日本のみなら …





