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秋季永代経終わりました

真廣寺永代経2011
真廣寺永代経2011

真廣寺永代経2011

秋季永代経、無事に終わりました。
多数のご参詣ごくろうさまでした。

お勤めは午前10時と午後2時からで、住職と副住職により、午前中はお経、午後はお経と同朋唱和にて正信偈をお勤めいたしました。
拝読文は、この季節、毎年必ず春秋永代経の午前中「彼岸会御文」を上げておりますが、それとさらに1通…ということで本日はご法話の中にでてきました「聖人一流の御文」を拝読しました。

さて、本日のお話はお知らせのとおり、副住職の兄貴のような師匠のような、澤面宣了氏でした。
ホントにいつもあったかい口調でしたねぇ。でもときどき怖いんですけどね。アニキですから(笑)。しっかりいつも甘えさせてもらっています。ありがとうございました。

さて、ご参詣くださった皆さんはどのようにお受け取りになりましたか?

いただき方はひとそれぞれですが、お一人おひとり、ただ通過させるのでなく、折に触れ思い出してくださいね。

私個人としては先生のおっしゃる「土徳(どとく)」という言葉、今更ながらにずしんと胸に響きました。

土徳とはつまり、「土地柄に徳が染みこんでいる」ということだそうですが、つまりは私と私に繋がるいのちの歴史が休まずバトンタッチされてきた事実。
そこからみて、誰が無縁社会と決めつけているのでしょう。どこまでも有縁でしかない私の事実に対し、アタマで考え、事実に目を背ける私の姿ばかりが案じられます。

事実が私のベースに自然とあるわけですから、自然と生活態度になり、言葉になり、方言になってゆく。わたしたちが当たりまえだとしている地元の言葉に、私の精神文化のルーツがある、ということをいただきたいものです。

そういえばかつて「いただきます」という言葉を不要だといった親が学校に抗議をしたということを読んだことがあります。徹底的な個人主義がいったい何をいただき、何を踏みつけにして、何に立って今の私があるのかを見失わせてゆく…そんな現代に私たちは今生きているのだな、と感じたわけです。


以下は先生のレジュメから転載させていただきます。

「小さいときからなあ、阿弥陀さんの前では、願い事を言うもんやないって、そういうふうに教えられてきたもんや」

「念仏は請求書ではなく、領収書である 米澤英雄」

「庭の柿の木の柿が、とってもおいしそうに色づいてきました。おいしそうにうれたのをおばあちゃんにとってあげようと思って柿の木に登りました。よくうれたのをとってあげようと思って竹ざおをつきだそうとしたときに、『よし子、落ちんように気いつけてよ。あぶないで』と、おばあちゃんの声がしてきました。下を見ると、おばあちゃんが、心配そうにわたしを見上げておられました。おばあちゃんのことを思ってあげているつもりでいたら、おばあちゃんに思われてしまっていました」

「亡き人を案ずる私が、亡き人から案ぜられている」


先生には、来年の秋もぜひお越しくださるようお願いいたしました。
本堂にはまだまだ席がございます(すべて椅子席です)。
駐車場や休憩場所もご用意できます。

ご縁があれば、是非ともお参りください。


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コメント

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  • コメント (2)

  1. 合掌。
    永代経法要のご縁、誠にありがとうございました。
    ついつい力んで話す私が、実はご門徒さんから案じられている…そんな空気を感じました。
    きっとこれが、寺に居る者とご門徒さん一人ひとりの縮図なんでしょうね。

    「誰が無縁社会と決めつけているのでしょう。どこまでも有縁でしかない私の事実に対し、アタマで考え、事実に目を背ける私の姿ばかりが案じられます。」

    全くその通りだと思います。
    がんばって繋がっていきましょう、ではないのですよね。
    事実は繋がっているのです。
    「どこまでも有縁でしかない私の事実」に不思議と頂きたいことです。
    再拝。 

  2. 澤面先生、ありがとうございました。
    法話のあと、住職と片付けをしていたご門徒の方が「ふと」今日は心に響いたわ、と住職に伝えられたそうです。
    もちろん先生が平素ご指導くださいますように、聞き手が受け取りやすかったから良いというものでもないかもしれません。でもそういう声が「ふと」出されたという事実はこれも縁のあらわし、「仏説は仏弟子によって証しされる」姿かと。
    ともに素直に喜びたいと思います。
    これからもどうぞご指導よろしくお願いいたします。
    竹中拝

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