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これでいいのだ 〜バカボンのパパ〜

2014年1月の言葉
修正会の準備整いました

修正会の準備整いました

新年あけましておめでとうございます。
2014年が幕を明けました。

個人的には20年ぶりといって良いほど、久しぶりに大晦日〜元旦を家で過ごします。それまでは毎年難波別院の除夜の鐘〜修正会に出仕しておりましたもので。


昨年は4月に大阪で御遠忌を迎え、
5月に職場が変わり、業務内容も変わり、戸惑いと、刺激と、出遇いの後半戦を、まさに駆け抜けた感があります。

今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

さて、そんな今年一番の言葉は…
「これでいいのだ」…バカボンのパパです。(バカボンの意味についてはこちらをクリック→サイト内別ページに飛びます。

掲示板。ここ何回か、味わいを併載するようにしています。翫湖堂(寺報)にあるものと同じです。

バカボンとは、「薄伽梵」という仏教用語に由来します。サンスクリット語のbhagavatという言葉が語源。詳しくは、味わいをお読み下さい(クリックで表示)。


あれ?「それでいいのだ」だったっけ?

と一瞬、迷いましたが、それこそ、
「 こ れ で い い の だ 」
でした(笑)


とはいえ、世間はそれでいいのかと言えることばかり。これでいいのだ、なんて微塵も思えない私たちですが、では、

これでよくない、なんて何処で言えるのでしょう。

これでいい、と決めることも誰ができるのでしょう。


「人間を教化できるのは釈尊だけだ」と、
年末にある先生から教わりました。
本当にそのとおりだなと思います。
とすると、世間で起きている問題は、
どれひとつとして、人間の思いどおりに行かない相なんですね。
賛成も、反対も。

あいつはだめだ、こいつは嫌いだ、とどんなに頑張ろうと、
人間は人間を裁けないし、
人間は人間を教化できません。

前述の先生は「現在、私を含めて世間の人々は今、何を大事にしているでしょうかね」と、
問いかけられました。そして、
「実は仏法でもなんでもないんですよ。『人間の知性』ではありませんか。」
と押さえられました。

平素の私たちはどうでしょう。
知性第一です。理解できるものが全てです。
納得できなければ、それは「自分の世界の外の話」です。


だから…わからない教えは聞きたくない。
わかりやすい教えが素晴らしいと思う…仏法なんか耳に入らないんです。

2014年1月の言葉

2014年1月の言葉

少し難しい言い方をすれば、
仏法は、常に人間知性を批判し、知性ではとどかない世界を教えてくれています。
いわば、自分の期待や理解、納得の延長線上ではない、ということでしょう。
新聞によくある「これを読んだら仏教がわかった」なんて、失礼ながら、
とことん、薄っぺら、浅はかなもんだということです。
その程度でわかったとしているだけだということです。

では、我々にできることはなんと、「お手上げ」です。
考えること、判断すること全てが稚拙だと仏法はいうのですから。
それをずうっと超えた、長い時間と広い世界から、歎異され続けています。
「これでいいのだ」と。やっぱりバカボンのパパは正しかった。
知性を飛び越えているのです。正しくお手上げ状態なのです。

そんなお手上げの私たちに「南無阿弥陀仏」があるのだと仰います。

知性という分かりやすい闇に溺れて言葉遊びに生きる人類。
今年も頭で考えたがり、納得したがる我が姿と、
この身を抱えて、聴聞いたしたいと思います。

重ねて宜しくお願いいたします。

南無阿弥陀仏。

 


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