■■■真廣寺のできごと・おしらせ

真廣寺で日々起こった出来事などを紹介します。
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つれづれ ■■茨城の親鸞聖人■■■ 2010/03/08 10:11 pm

 
この数日、職場の研修で茨城県に行ってきました。
目的は、弁円事件を中心とした、
関東の宗祖親鸞聖人ご旧跡を巡ることです。

唯円上人(歎異抄の作者ですね)を開基とされる報仏寺様、
宗祖がお住まいになった稲田の草庵跡である西念寺様、
山伏弁円(のちの明法上人)を開基とされる大覚寺様、
真宗高田派本寺の専修寺様、
いずれもご親切にしていただきました。

また茨城県立歴史館の特別展「親鸞〜茨城滞在20年の軌跡」も
観覧することができました。

さらに筑波大学名誉教授の今井雅晴先生に解説を賜り、
弁円事件の舞台、板敷山の地理的状況なども詳細に学ばせていただきました。

あいにく雨と風に見舞われ、大変寒い行程でしたが、
かつて宗祖が通われた道を通りながら、
こういう日も休まず歩かれたのかと感慨深く思われたことです。

そういえばこの寒い中、梅と桜が既に開いていました。
まさにたまたま、我々が行く日に寒くなったそうで、
これもご縁だなと思っております。





ただ、最後の行程でとある有名な寺院に参詣したのですが…。

丑寅封じと称して魔除けを売りつけようとしたり、
まことしやかに念珠に魂を入れるだの、
挙句、念珠は魔除けだと言いきるありさま。これにはやや興ざめです。

人の不安をネタにするのはよくありません。

封じて封じこめるような障碍はありません。
それはすべて縁によって起こるものであって、
人間の都合で障碍になったりならなかったりする性質のものですから。

そういう自分勝手な障碍を、
障碍のままに転じさせてもらう歩みが真の仏道であり、
モノに頼る(あるいは頼らせる)姿は迷いの増幅にすぎません。
数千円のお札を買えば幸せになれる、お寺がそう言えば皆信じるでしょう。
しかしそこには何の根拠もありません。

念珠はお守りではありません。
魂を入れたり抜いたりできるものでもありません。

仮に魂があるとするなら、
大切に使われたその方の歩みが念珠に風格を持たせるのであり、
それを魂というのなら、まだ納得できます。

人に禍いを及ぼすような「タマシイ」はそこにありません。
それこそ人間が勝手に作り出した妄想です。




山伏弁円は宗祖との出遇いによって念仏の道に入られました。
今井先生曰く、それは法然上人と宗祖との出遇いと同じであるとのことです。
つまり、教えを説く側の人間性に惹かれたというのです。

新潟〜関東の厳しい自然と暖かい人の関わりに培われた、
宗祖の人間性が弁円の仏縁に大きな依りどころとなったことでしょう。

そこに加持祈祷や不安を煽る怪しげな仏法はありません。
「このひとなら…」という人間性への深い信頼です。
そしてその信頼の根拠が仏法に支えられているという安心感。
これこそ善知識との出遇いではないでしょうか。


今回はいろんな面で、宗祖の歩みの一端を
垣間みせていただく旅となりました。
 

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おしらせ ■2010年3月のことば更新■■ 2010/03/04 5:33 pm

 
春近く、暖かい日が続きますね。
雪が降りそうな寒さも和らぎ、雨が降り続いています。
3月掲示板、更新しました。

朝の大阪はJRに限らずすごい人です。
12年間列座をしていた時は阪急沿線でしたが、
早朝(5時台)ということもあって、
駅もどこもガラガラでした。

5年前、事務方に移って通勤を始めたとき、
ああこれが通勤ラッシュなのかと感動すら覚えました。

ものすごい人の波が、ものすごい勢いで動いているのです。
それはそれは異様です。

なぜならほとんどの人が口を訊かないからです。

ただ黙々と歩む。

この人たちにも職場があり、仲間があり、また、家庭もあることでしょう。

こんなにたくさんの人がいるのに、誰も隣を気にしていないようにすら見えるのです。

まさに現代の孤独ではないでしょうか。




そして、私もその一人に混じるのです。


※大阪の通勤ラッシュは「人が整列しない」とまことしやかに書かれることがありますが、強く否定しておきます。特に私の通勤するJR琵琶湖線・御堂筋線・四つ橋線に限っては、朝から皆さんきっちり整列乗車です。時には並びすぎて改札まで並んでます
 

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おしらせ ■■「おくりびと」の真相■■■ 2010/02/26 7:00 am

 
映画「おくりびと」。
話題になりましたねぇ。
映画館に行ってられなくて、わざわざ買ってまで見ました。

なぜならあらすじを聞いたとたん、ああこりゃ青木新門氏の「納棺夫日記」だ。と、思ったからです。

ところが、青木氏曰く「著作権を放棄してでも原作者であることを辞退せざるを得なかった」とおっしゃいます。

映画自体はすばらしいストーリーで、感動したのは確かですが、
見終わって何か表現できない違和感があったのも確かです。

当時私なりには「きれいすぎる」と思ったその違和感は、
もっと痛烈に私たちの有様を見抜いておられる青木氏の言葉に照らされます。

教団ぎらいの宗教好きが多い現代。

時代に迎合することしか許されない仏教教団のあり方。

個人主義に溺れ、救いが癒しという形でしか要求されず、向き合うことから逃げ続ける現代思想。

儀式という名のもとに、何が本当の救いなのかも真摯に問えない僧侶。

何を語るにも「人間」をつけないと見向きもされない人間至上主義。

…いろいろ考えさせられます。

くわしくは、こちら。難波別院・南御堂公式サイトまで

※期間限定(2ヶ月程度)の掲載だそうです。 

※トップページに青木新門氏のバナーが出るはずですが、出ない場合はお使いのPCのキャッシュが働いている可能性があります。その場合は再読み込みを行ってください。

 

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つれづれ ■■つぶやき■■■ 2010/02/19 12:00 pm

 
先般の記事にも書きましたが、Twitterはじめました。
右下のiPhoneの形でお気づきでしょうか。

とにかく「今何してるか」「今何を思ったか」
を限られた文字数(140字以内)で書き込む"だけ"の、
とても簡単な、ゆるい、ブログです。

ただ、はじめたときは何のことやらわかりません。
というのは、「フォロー」をしないと本当にただの「独り言」になってしまうからです。

ぜひ shinko_ji、フォローしてくださいね。
ここ数日凄い数でフォローをいただいて、
読むのが遅い私はすでにTL(タイムライン)についていけませんが、楽しんでます。

ひたすらつぶやくもよし。
誰かに絡むのもよし。

最近Googleも似たようなサービス始めましたし、
Mixiもそういうサービスしてますね。

かなり前からあるサービスらしいので、
このHPをご覧の方もぜひ、Twitter登録していっしょに「つぶやき」しましょう

…実生活でつぶやくのは感心しませんが。

 

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おしらせ ■■法話と考察2更新■■■ 2010/02/18 4:30 pm

 
こういうのは元気なうちにやっとくのが一番ということで、
法話と考察2更新しました。

また元気なくなって更新できなくなることもあるかもしれません。
それに、副住職の職場は今から7月までが比較的ヒマでして、
8月から翌1月までは目が回るほど忙しいのです。

だから、今のうちにできるだけ更新しておきます。

ちょっと読みにくいんですよね。
文章のヘタさは置いといて、レイアウトが。

専門的にはpicoの設定、もしくは
レイアウトそのもののスタイルシートをいじる必要があるかも。
その辺もぼちぼち改良していきますので、よろしくお願いします。

それから、このページ自体、文字が小さい!とお嘆きの貴兄。

お手元のキーボードのCtrlを押しながら、マウスのロールボタンをクルクルっと回してください。それでたぶん、解決します。

 

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つれづれ ▼▼歳時記・写真追加▼▼▼ 2010/02/16 4:00 pm

 
とんでもなく、久しぶりに写真を追加しました。
雪の伊吹山です。

ほんとうに久しぶり
ちょっと復活すると調子に乗ってこのように追加をはじめます。

でもそれまでは大変辛い日でした。
人間ってえのは脆いもんです。
ふとした拍子に足が前に出なくなるんですよ。

雄大な伊吹山を眺めていますと、そういう自分の小ささが身にしみます。

人間は、調子に乗って尊大になって、失敗して小さくなって…
そうしているうちに、ふと本願の力に救われて涙して…

…一生この繰り返しなんですよね。

写真の撮り方なんか習ったこともありませんので、我流ですが、
またぼちぼち続けます。
ご存知の方いらしたら、いろいろ教えてください。
 

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おしらせ ■■新企画・法話と考察開始■■■ 2010/02/12 6:00 pm

 
さて、このホームページもちょっとこの1年ほど元気がありませんでした。個人的にもいろいろありましたもんで、無理やり続けていたといってもウソじゃないです。ごめんなさい。

かなり元気が戻ってきましたので、性懲りもなく一つ新しいことを始めたいと思います。

表題にもありますが「法話と考察」といいます。

第1回はこちら。

テーマはしばらく「真宗の救い」ということで進めます。
翫湖堂だよりの連載とリンクする形です。

当時は連載させるのに必死だったのですが、
3年が経とうとする今、すこし振り返って、
思うところを述べてみたいと思うのです。

どうぞお付き合いください。

  

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おしらせ ■■翫湖堂だよりバックナンバー1■■■ 2010/02/11 2:56 pm

 
毎月ご門徒の皆様にお届けしています、翫湖堂だよりですが、
このたびバックナンバーをネットで閲覧可能といたしました。
さしあたり、創刊号から1年分です。

上部:沿革・薬師如来
→翫湖堂だよりについて
→バックナンバー閲覧
の順でごらんいただけます。

もしくはこちらから直接…。

初期のころはB4サイズに印刷してるんですよね。
2年目からご希望を受けてA3印刷にしています。

また、始めの頃はなぜかめちゃくちゃサイズが大きくなっています。
これは私の技術の限界です。
ですから、かならずダウンロードしてごらんになることをお勧めします。

…しかし、早くも2年が経とうとしています。
最初は毎月1日発行!と思っていましたが、
なかなか遅くなって今では10日前後の発行となってしましました。
なかなか毎月続けるって大変ですね。
大見得切って反省しています(後悔はしてませんが)。
 

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おしらせ ■■twitterはじめました■■■ 2010/02/10 5:25 pm

 
Twitter(ついったー)ご存知でしょうか?
鳩山総理が始めて話題になったやつです。詳しくは、こちら。

要するにブログなんですが、「つぶやく」ことが中心です。

誰でもはじめられて(無料)、
設定がほとんど要らなくて(設定しようがないほどシンプル)、
お互いに「フォロー」する形でどんどんつながってゆく…

文字数が制限されているので、本当に「つぶやき」です。

そういう「ゆるさ」が話題になり、浸透しつつあります。

最近ではハマコー先生のつぶやきが面白くて、
話題になっています。

なかなか面白いので、真廣寺でもツイッターはじめます。

さしあたり、更新情報を。
そのうち、翫湖堂とのリンクを計画中。
よろしかったら、[shinko_ji]でフォローお願いします。

お知らせでした。
 

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おしらせ ■2010年2月掲示板更新■■ 2010/02/09 11:00 pm

 
寒い日がつづきますね。
でもバンクーバーでは暖冬で大変なようです。

2月掲示板、更新しました。

実は今月の言葉、2月の第1週を過ぎても全く決まらず、
うんうんうなってました。

ところがたまたま日曜出勤の代休を貰いまして、
一番下の子どもと遊びながら、テレビを見ておりましたら、
この言葉に出遇いました。

NHKの「にほんごであそぼ」です。
にほんごであそぼといえば、年末のおおたかさんとの出遇いでした。
不思議なご縁ですね。
背中を押してもらった様な気がします。


さて、今月の言葉ですが、
先日「無縁社会」という番組がNHKで放映され(これもNHKだ)、
大変は反響を呼んでいるというところから
この言葉につながりました。

「はぁ?どこが?」

と思われたかた、ありがとうございます。
だからこの言葉にはっとさせられたのですから。

「無縁社会」にさきだつものがあります。
それは、私たちの傲慢です。
「1人で生きていこう」
「1人で生きてみせる」
「誰の世話にもならない(なってたまるか)」

これら、すべて私たちの傲慢なのです。

小学生の子どもでも知っています。

 「生きるってことは ずいぶん迷惑を かけることなんだなぁ
  自分で自分のことを 全部できたら
  人は一人ぼっちになってしまう(山崎まどか)」

この子どもは子牛にお乳をやりながら、そう思ったそうです。

私たちは生きていて、ずいぶん迷惑をかけています。
いや、迷惑というか、それが関わりなのです。

かつて「核家族」という言葉がありました。
今もあるんですが、誰ももはや使いません。
成長した子どもが親と別居するのが
至極当然な世の中になってしまったからです。

当然なのでしょうか?
そういう社会に酔っているだけなのではないでしょうか?

「だって同居ってめんどくせえじゃん」

そうでしょうね。だから「かかわり」なのです。
そういうものを捨てられる社会に居る「不幸」を考えたいと思います。

誰もがつながりを求めて、PC・携帯・ブログにツイッター…。
「ほどほど」のつながりで留めるんです。
誰かのお世話になろうなんてこれっぽっちも思っていない。
でも誰かのお世話はしたいから、ボランティアが流行ります。
そのうち、好意の押し付けまで始まるでしょうね。
なぜなら、相手と本当に向き合っていないから。

「無縁社会」の先はまだ深く、遠いように思います。
今、一人ひとりが仏法の智慧で考えないといけませんね。
 

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